アパートならでは

俺の家は結構なボロアパートだ。
隣の声はもちろん、上下左右も頑張れば筒抜け。
その割りに今時というかご近所付き合いが全く無い。
これはいかがなものかな?
昭和の時代では考えられないようなご近所さん達。
名前はもちろん顔も一致しないから
誰が何処に住んでいるかも分からないのが現状。
そんなある日、俺は仕事が夕方で終わるので
現場からそのまま帰る日もあれば、事務所から
帰る日もある。ただ遅くても18時過ぎには
帰宅して、ビールを一缶飲んでから、
ご飯や風呂に入るのが日課だ。
その日は珍しく同僚と飯喰いに行き、
そこそこの酒を飲んで帰宅して、そのまま床で消灯。
夜も暑かったからか?目を覚ましたのは夜中の2時すぎで、
さぁ風呂に入ってもう一眠りだなと思い風呂場でボーっと
していたら、真上か右上かな?
「コンコンコン。〔デリヘル〇〇〇〇〕から来た「〇〇です。」
おいおいこんな時間にナンなんだ?と思いつつも
俺も男だな。すっかり目は覚めて、片手にビールという状態で
聞き耳をたてながら、どんな娘?と思うよね!
そうだ!インターネットで探してPCを見ながらなら
「リアルじゃねぇ?」と考え行き着いた結果
宮崎のデリヘル情報サイト【宮崎】デリヘル呼ぶなら風俗情報「デリエッチ宮崎」検索開始。
確か〔デリヘル〇〇〇〇〕から来た「〇〇です。」と
言っていたはず・・・・。そして遂に「発見」
???考えが甘かった。熟女さんでした。
人それぞれ好みはあるだろうが、俺は嫌なんだ。
全然興奮も無い。確かにお金を払ってもいないし
裏切られたというのもおこがましい。
ただただその熟女さんの声が雑音にしか聞こえない
寝苦しい夜だったな。